つくばエクスプレスJR武蔵野線の乗換駅となる南流山駅から、江戸川に向かって徒歩約10分の地に「コープ野村南流山弐番街」があります。1983年竣工で建築基準法の「新耐震設計法」(1981年改正)に対応する総戸数260戸(うち1戸は管理人住居)の比較的、規模の大きいマンションです。永住型マンションとして設計され、住居の専有面積は81平方メートル(3LDK)から95平方メートル(4LDK)まであり、2.5mの居室の天井高はゆとりを感じさせます。 基本デザインは1980年前後の時代を反映して「質実剛健」ともいえるムダを抑えたものですが、敷地的な余裕は近年のマンションにはないもので、緑も多く、ゆとりを感じさせます。
 江戸川に近いことから、その堤防上のサイクリングロードを利用してサイクリング、ジョギング、散歩などが手軽に楽しめます。また、流山は常磐線沿線から外れていたことから開発の手が及ばず、少し足を伸ばせば里山が感じられる場所へでかけられます。(つくばエクスプレスの建設 ・開業に伴う沿線開発で地域によって緑の環境が急速に失われつつありますが・・。)
 「建設から20年以上経ったマンションとは思えない」といわれることがありますが、長期修繕計画に 基づく適切な取組み、そして管理組合・自治会・ボランティアの協力による緑の環境の整備によるものと 考えれれます。建物が竣工して入居開始から居住される方も少なくなく、つくばエクスプレスの開通前から常にほぼ100%入居の状態で、不動産情報に出てもすぐ入居が決ま ってしまうようです。
 お子さんの巣立たれたご家族から『子供が「きれいになって帰るのが楽しみになった」と言ってました』とうれしそうに話されるのをお聞きしたり、引越されてきた若いご家族から「公園があって子供を育てる環境としてよいから」と 選ばれた理由をお聞きかせいただいたこともあります。
 このような環境ができあがってきたのも居住される方の努力と協力の賜物と思います。


【コープ野村南流山弐番街が紹介された記事等】