外構舗装等改修工事の概要
管理組合「No.1周知版」で連絡の「外構舗装等改修工事」が、下記の内容で実施の運びとなりました。本工事は、経年変化により破損が目立ってきたカラーアスファルト部分の改修を中心として、その他の建物の外側の各所の改修が含まれます。
以下に工事概要を説明します。 1. カラーアスファルト舗装部の改修 当マンションのカラーアスファルト舗装部分は図1、図2のようにひび割れが生じたり、削れて凸凹になった部分がかなり散見されます。カラーアスファルト舗装は機械的強度が低く自転車のスタンドなどで削れやすく、こぼれたガソリンで砕石の接合材が溶けることが原因です。また、2号棟の東側の出入り口付近は図3のようにU字溝の直近舗装が2cm程、洗車の水も原因と考えられる沈下があります。
【施工例】
図5 インターロッキングの施工概略平面図 2. 各所舗装の補修、縁石、階段等の補修自動車が通行する部分のアスファルト舗装は状態が良好のため、既存のままとします。但し、竣工後に配管敷設などの関係で簡易アスファルト舗装した部分、また、公道に出るU字溝手前の段差の大きくなった部分、また、駐車場内の穴のあいたアスファルト舗装部分の補修を行います。(図6, 7, 8)
インターロッキングの周囲の縁石の段差などは、インターロッキング施工時に調整されますが、今回工事の対象となっていないアスファルト舗装部分でも縁石が破損したり、段差が大きくなった部分があります。これらの補修を行います。(図9、図10)
樹木の根や地盤沈下の影響で階段の傾きが大きくなった部分の改修を行います。(図11、図12)
1号棟と駐車場間の通路の車止めを現在、縁石を切って代用している状態を本式の車止めにします(図13)。ポンプ室隣から自動車が一旦停車せずに出ての衝突事故防止のために停止ライン引きます(図14)。2号棟北側の駐車場へ入るスロープがグレーチングの部分で段差が生じている状態を改修します(図15)。
【参考図】 2号棟北側の段差解消 1、2号棟の間の車道は、居住者以外の車両の通り抜けに利用され、危険があります。このため、「私有地につ許可車両以外の侵入禁止」の表示を行います。また、これは図16、図17の腐食の進行した既存の表示板の改修も目的とします。
ライオン公園の階段手前の隙間の大きいグレーチングなどは女性靴のヒールが落ちやすいものです。また、マンション南東角部のU字溝の蓋として工事時の縞鋼板が残されています。これらの部分を他の部分と同様にトレンチカバーの仕上とします。(図18、19)
3. 各所の補修・改修いたずらにより破損した植込みのタイル部分の補修、1号棟の第5階段前の植込みの浮き上がったレンガの補修、ライオン公園のライオンの形をしたコンクリートに生じたクラックの補修を行ないます。(図20、21、22)
ポンプ室周囲のフェンスは、子供がボール遊びでフェンス内にボールを入れて、それを取りに入るために図 のように金網が破損したり、図23のように内部の配管の保温ラッキングが子供があがるためにへこんだ状態となっています。1昨年は子供が出入りするために開けられた穴の補修も行っています。そこでフェンスを高さ3mに高くし、また、フェンスの網目も登りにくいものとします。これは子供のいたずらでバルブなどを操作されないための目的もあります。
ライオン公園周囲の構造物、機材で経年変化、破損が目立ってきたものの改修を行います。(図26〜30)
|