P波センサー地震管制運転装置の設備

 2007年10月29、30日

 

 2005年7月23日、関東地方で起きた地震により、1都3県で約6万4,000基のエレベータが停止し、78基でエレベータでかご内への閉じ込めトラブルが起きました。これを受けて国土交通省は新築の建物にはエレベータのP波センターを用いた地震管制運転装置の設備を指導するようになりました。2007年に気象庁により「緊急地震速報」がテレビ、ラジオを通じて流されることになりましたが、これも同じ原理で地震の発生とともにP波(縦波)とS波(横波)が同時に起き、P波の方がS波より約1.7倍伝わる速さが速いことを予測に利用したものです。
 コープ野村南流山弐番街は大地震におけるエレベータかご内への閉じ込め事故低減のために2007年度の管理組合総会で承認を受け、同年10月にP波感知型地震時管制運転装置を設備しました。(承認を得てから工事までに時間がかかったのは、同運転装置の設備が各所で行われていて、即時の着手がスケジュール上できなかったことによります。)

 

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