鉄部塗装工事

 2005年2〜3月

 

  外灯のポールなど、鉄部は定期的に塗装を実施し、錆が進行しないようにしています。2004年度の鉄部と総工事は、例年にない数の台風の上陸で建設業界全体が影響を受けたため、当初2004年11月初旬から12月中旬まで間の3週間を予定していたところを連結送水管関連の工事を12月に実施し、その他を2月下旬から3月中旬にかけて駐輪場の屋根改修を含めて実施しました。これは塗装工事の品質が気温の影響を受けることも考慮したものです。
 12月に実施したのは第6階段の開放廊下の手すり側の連結消火栓ボックスのステンレスカバー取付けでした。写真のように工事前は連結消火栓ボックスは錆が進行した状態でした。ボックスを交換することで計画すると足場設置やボックスの製作などに多額の費用がかかることから、既存の連結消火栓ボックスをステンレスカバーでカバーしてしまう方法を保全専門委員が考案し、これによって消火栓ボックスの錆対策工事の費用を大幅に低減できました。また、手摺のアルミ色とステンレスの金属色が違和感なくまとまりました。


連結消火栓ボックス(工事前)

工事前の錆びた状態

連結消火栓ボックス(工事後)

工事後のステンレスカバーをした状態