マンション管理組合役員会の手引き

 


『役員会の手引き』

「はじめに」より

 マンション管理組合の業務は基本的に会社の経営と同じです。目的とする事業(区分所有者の共同の利益(所有の対象となる建物などの財産価値の毀損を防ぐ)のための活動・良好な住環境を保持するための日常清掃など)を行なうために、法務(管理規約に定められた事項の遂行、管理会社との契約など)、財務・会計(管理費、修繕積立金の管理)的な活動などを行なうことになります。これらは建物の区分所有等に関する法律、マンション管理組合規約、総会議案書(決算報告)、理事会の議事録などを丹念に読むことである程度は理解できますが、予備知識がないと現実にはなかなか難しい面があります。
 1年で役員が交代するコープ野村南流山弐番街管理組合の理事長を務め、このことを痛感し、「業務内容を引き継ぐための手引きを作成し、今後の理事会の活動に役立ててもらおう」と当時の理事会の同意もあって『役員会の手引き』を執筆しました。そしてコープ野村南流山弐番街向けに執筆したものをベースに「他のマンション管理組合の理事会の方々に参考になれば」と考えて抜粋してまとめたのが本『役員会の手引き』です。マンション管理組合の理事会活動に携われる方の参考となれば幸いです。

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