暖房ユニットを隠す

 

 弐番街はTESによるセントラルヒーティングシステムが備え付けられ、LDのニッチ部の下に写真左のように暖房ユニットが取り付けられています。暖房を使用していない時、すっきり見えるように暖房ユニットのカバーを作り、取り付けました。写真で比較すると変化がよくわかります。
 カバーは9mm厚のシナベニア合板で、開口部寸法にあわせてカットしてカンナで端部を削って微調整します。そして板が倒れないように、棚の扉のロックなどで使われるラッチを4隅に取り付けます。また、カバーの取り外し用のノブを目立たないように下の角2カ所に取り付けます。そして開口部とカバーがきれいに納まるようにラッチの受け金具の出入り寸法を調整します。写真は棚と同系色の木目調シートを貼ったものですが、壁紙と同じでもよいと思います。
 カバーは暖房ユニットがホコリで汚れるのを防げるメリットもあります。合板を使った場合、冬場の収納場所が考える必要がありますが、布を開口部を隠すサイズに裁断して棚下からピン等を使ってきれいに張るという方法をとれば、冬場は畳んで片付けることができます。