大規模災害が発生したら

 

 「広報ながれやま」の平成24年4月21日号・第2部は『防災保存版』として大規模対策への対応が特集されました。次のその抜粋と留意すべき事項を記します。

■ 自治会等活動拠点指定教室一覧

 大規模災害において市と自治会との連絡体制を確保するため、耐震改修工事を完了した小・中学校の教室が災害時の自治会活動拠点として割り当てられています。次に南流山地域の自治会等活動拠点指定教室を示します。

 自治会等名 学校名  教室名
 木 南流山中学校 金工室 
 コープ野村南流山壱番街  南流山中学校  2年2組
 コープ野村南流山弐番街  南流山中学校  2年5組
 サンハイツ南流山  鰭ヶ崎小学校  生活教室
 鰭ヶ崎  鰭ヶ崎小学校  2年1組
 鰭ヶ崎三本松  鰭ヶ崎小学校  図工室
 鰭ヶ崎団地  鰭ヶ崎小学校  2年3組
 南流山  南流山小学校  1年1組
南流山1丁目 南流山中学校  1年1組
南流山南部 南流山中学校  1年2組
 南流山東町会  鰭ヶ崎小学校  1年1組

備考:各教室の名称は平成24年度時点

■ 地域別避難所・場所

 上記の「市内にいる時に災害が起こったら落ち着いてお近くの避難所や避難場所へ」と記載されています。ただ、例えば木地域・南流山7・8丁目に対して江戸川河川敷緑地が避難場所のひとつとして示されていますが、大雨が続いている場合、その場所自体が危険となります。
 また、大規模災害が起きた場合、各地域で避難者がでることが想定されますので、『広報ながれやま』で示すような他地域の避難所を示すような水増しした表現は誤解を与えることから妥当ではありません(旧い体質を持った行政の悪いところです)。
 南流山小学校区(大字流山、大字木、南流山2・3・6・7・8丁目)の人口は13,346人(平成23年9月現在)で、南流山小学校区にある避難所・場所は南流山小学校、南流山中学校、南流山福祉会館、南流山センター、南流山中央公園、江戸川河川敷緑地です。例えば南流山小学校は1500人の収容に対応するといわれますが、これらの避難場所で地域の人口を収容できないのは明らかです。例えば昭和56年の新耐震基準に適合する大規模マンションの場合、そのマンション自体を避難場所として安全を確保する取り組みが必要と考えられます。
 東日本大震災を通して行政の想定したものが役に立たない事例が多くあることを知りました。流山市によって書かれたものを鵜呑みにするのではなく、想像力を働かせて自分自身の安全を守る取り組みが必要といえます。

 地域  避難所等
 木  南流山小学校、南流山中学校、南流山センター、南部中学校、八木中学校、平和台保育所、平和台福祉会館、生涯学習センター、市民総合体育館、江戸川河川敷緑地<屋外>
 大字鰭ヶ崎・鰭ヶ崎  鰭ヶ崎小学校、南流山中学校、流山南高等学校、東洋学園大学、思井福祉会館、赤城福祉会館、南流山センター、南部中学校、八木中学校、平和台保育所、平和台福祉会館、生涯学習センター、市民総合体育館
 南流山1・4・5丁目  鰭ヶ崎小学校、南流山中学校、流山南高等学校、南流山福祉会館、赤城福祉会館、南流山センター、南部中学校、八木中学校、平和台保育所、平和台福祉会館、生涯学習センター、南流山中央公園<屋外>
 南流山2・3・6丁目  南流山小学校、南流山中学校、流山南高等学校、南流山福祉会館、赤城福祉会館、南流山センター、南部中学校、八木中学校、平和台保育所、平和台福祉会館、生涯学習センター、南流山中央公園<屋外>
 南流山7・8丁目  南流山小学校、南流山中学校、流山南高等学校、南流山福祉会館、赤城福祉会館、南流山センター、南部中学校、八木中学校、平和台保育所、平和台福祉会館、生涯学習センター、江戸川河川敷緑地<屋外>