玉屋(小金宿の旅篭)

松戸市小金

 

 北小金の駅から国道6号線の北小金入口の交差点方面に向って歩き、東漸寺の前を通り越して10分ほど歩いた右側に格子戸の木造の建物『玉屋』が見えてきます。その周囲だけ、タイムスリップしたような独特な雰囲気があります。
 松戸市教育委員会の立てた案内には
『この小金の地は江戸時代より水戸街道の宿場町として栄えていました。この建物は屋号を玉屋という旅篭で当時の宿場町の名残を伝えています』
と書かれています。

 

鈴木家

此処の街道は水戸街道で有名であるが、成田街道でもあり旅篭が多く鈴木家は代々惣右衛門を名乗り、玉屋の屋号で徳川時代後期の旅篭の原型を留めている。
当時の小金では鈴木、月見里、綿貫、湯浅、芦田、安蒜、大熊、が役職に従事していたが、未だ姓は現存している。
             [上右の写真の説明文]