月見

[工事中]

 

接眼レンズTSE-14Wによる写真

 「デジスコ」といわれるスポッティングスコープとデジタルカメラの組合せで簡単に月の写真を撮ることができます。スコープだけではわからない月面の状況が写真にしてみるとよくわかります。現在、月の各月齢の写真を撮影中です。露出は液晶モニタを見て月の見える状態からEV-0.7から-2.0に調整してタイマー撮影をしています。ピントがしっかりきているか、カメラだけではわからないのでスコープのピントの微調整もしながら何枚か、撮影し、よさそうなものを選んでいます。
 下の夜の写真は明るさ、コントラストを若干補正し、アンシャープマスクを軽くかけています。大気の影響を少なくするため、月高度の高い方がよいのですが、なかなかそうはいきません。つい寝入ってしまい東京上空に月が近くなってしまった時、大気のゆらぎが大きく鮮明な写真になりませんでした。(月高度が低いほど大気の影響を受けて赤くなりますので、どの写真がそれかわかると思います。)
 「撮影した写真は月の極方向を考慮して回転させるべきか、カメラで撮ったままでよいのか?」と基本的な月写真に関する作法を知らないため、いろいろ気づかされます。(直下の昼の月の写真は月齢23日の午前10時頃、下の同月齢の夜の写真は同日の午前1時30分頃に撮ったものです。)
 月齢が高くなるにつれ、月の出が夜遅くとなるため、結構、しんどい作業ですが、月を再発見のようで興味深いです。

 

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新月

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【リンク】

【書籍】

  • 八板康麿:「プロセスでわかるはじめての天体写真」、1998、誠文堂新光社
     (撮影を始めてから、この本を持っていたのに気づきました・・・)