写真撮影(星)

 

はじめに

 シャッター速度を数秒に設定できるコンパクトデジタルカメラと3脚だけで星の撮影が楽しめます。 もし、そのような機材をお持ちでしたら、是非、星の撮影を試してみてください。家族にお子さんがいれば一緒に撮影することで天文学や科学の面白さを体験させてあげられます。
 下記の撮影に使った道具は2008年発売の下記のコンパクトデジタルカメラ(1/1.6"CCD)と携帯用三脚SPRINT PROです。


FinePix F100fd (FUJIFILM)
(滑り止めのラバーを前面に貼り付け)


SPRINT PRO (SLIK)
(雲台を交換し、防寒用ラバー貼り付け)

 

撮影方法

写真の上は上階のバルコニーの端
(白い枠の中に以下のオリオン座があります)
 FinePix F100fdの撮影モードを「夜景」(MENUでシャッター速度8秒(最長)に設定)にし、三脚にセットします。夜景モードはISO 100固定となり、ノイズが抑えられます。そして遠くの街の灯りにフォーカスを合わせてシャッターを半押した状態で、「これくらいかな」と勘でレンズを星の方向に向けて雲台を固定し、シャッター(タイマー(2秒)を設定)を切ります。
 星を撮影する場合は液晶モニターは役に立たないため、勘でレンズを星の方向に向けます。
 オリオン座の撮影例(レンズは広角端)を次に紹介します。カメラの画像数の設定は6M(N) (600万画素)で左の写真の四角枠の中を1/2の大きさに表示したのが下の写真です。下の画像をクリックすると等倍の画像が見られます。これにより、M42、M43の星雲も判別できます。


オリオン座(クリックすると拡大表示)

 

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