PCのセキュリティ対策
ISDN、CATV、ADSLなどインターネットへの常時接続の環境が一般の家庭でも構築できるようになりました。一方、コンピュータウィルスやPCに収められた重要な情報が盗まれるといた被害も増えています。「私のPCには重要なデータは何も入っていないから」といっても、そのPCを足がかりにされて、あなたを信頼する知人が「○○さんからのメールだから」と信じて大被害にあうこともあり得ます。
「PCはよくわからないから」、あるいは、「PC以外の費用を出すのはもったいないから」としてしまうのではなく、あなたを知る人のために、また、いざという時のための保険として、ファイアウォールとウィルス対策ソフトの導入、そしてWindows
のOS、ウィルス対策ソフトの日常的なアップデートをしましょう。
詳しくは下記のMicrosoftのページをご覧ください。
「パソコンを安心して使うために」 (Microsoftセキュリティホーム)
また、Outlookなどのメールのソフトはメッセージを自動的に開かない設定にし、心当たりのないメールはためらわずにメッセージを見ることなく捨てるようにしてください。
製品が安くなり、室内にLANケーブルを引き回す必要がないことから無線LANを使っている方も多いと思います。無線で接続しようとして他の無線アクセスポイントのESSIDが並ぶのに気付かれた人はありませんか?
「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」(平成12年)が施行され、他人の無線LANアクセスポイントを通じて無断でネットに接続してアクセスするのは、不正アクセスで犯罪行為ですから、行ってはなりませんが、無線LANアクセスポイントの管理者(無線LANを設置されている皆さん)も不正アクセスされないように最大限の努力を払う必要があります。
例えば電波は家の外にも届きますので、悪意をもった人が家の外に駐車してそこから誰かのアクセスポイントを利用して犯罪を行うことも可能で、その時は無線LANを使われたユーザーの情報が記録されます。そしてそのアクセスポイントの管理者が最初に犯人と疑われることになります。
取扱説明書を読んでMACアドレスによるアクセス制限、WEP、WPA等の暗号化、そして使用の無線ルータがESS-IDステルス機能とかステルスAP等と呼ばれる無線クライアントからESSIDを隠す機能があればこれを使うなど、不正アクセスされないようにしてください。
【リンク】
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