神明堀の臭気対策

 

 

 昭和40年代は清流で魚が捕れたといわれる神明堀、地域の都市化に伴い水質を悪化させていきました。
 平成16年2月20日、下記の『神明堀の臭気対策に関する要望書』が井崎市長に南流山連合協議会から手渡されました。今後の経過を皆さんと一緒に見守っていきましょう。

【最新ニュース】 神明堀の浚渫の着手について市役所より連絡(2004.2.26)が入り、浚渫が行われました。悪臭の発生は下水道への未接続の建物が一部あり、そこから排出される生活排水が神明堀に流入することが根本的な原因であることから、「南流山地域から下水道未接続の方へ」として下水道へ接続のお願いの文書を作成し、下水道業務課からその人たちにその文書が渡るようにお願いしました。

 

神明堀の臭気対策に関する要望書

 神明堀は千葉県の市町村管理の準用河川として南流山地域の南流山二丁目、三丁目、五丁目、六丁目、そして南流山小学校と南流山中学校の間を抜け、松戸市内の国土交通省の神明堀浄化施設を経て坂川放水路と合流します。神明堀には各所から生活排水が流入している状態で、住宅地の中を河川が流れる南流山地域ではその臭気に悩まされる住民が多く、通行する人も不快な思いをしている状態です。特に生活排水が流入する場所では冬場でも悪臭がしている状態です。しかし、これまで抜本的な対策が講じられないまま、今日にいたっている現状にあります。
 そこで次の事項を要望いたします。

  1. 悪臭や水質悪化の原因となる生活排水の流入防止
  2. コンクリート造の水路の底に堆積したヘドロ等の悪臭の原因の除去
  3. その他の悪臭対策

 『どぶ川』と呼ばれることもある神明堀が清流となることは、子供たちの環境を守る意識を高める上でも重要です。また、つくばエクスプレスの平成十七年の開通、そして木地区の開発に伴う将来の人口の増に対して、流山の住環境に対する評価を損ねない上でもこのことは重要と考えます。つきましては行政と市民が協力しながら、改善の第一歩を踏み出すことができますようご対応の検討をお願いいたします。

平成十六年二月二十日

流山市長  井崎 義治 様

南流山連合協議会

南流山自治会 会長 阿部 正夫
南流山南部自治会 会長 松原 茂
南流山東町会 会長 柴田 欣次
南流山壱番街自治会 会長 平沢 識稔
南流山弐番街自治会 会長 井上 正実