緊急船着場と緊急用河川敷道路
江戸川には大震災などへの対応として、緊急船着場と緊急用河川敷道路が整備されています。「震災時の交通規制」で災害時の道路規制について示していますので、こちらも参照してください。
三郷緊急用船着場
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船着場整備のお知らせ
(上の図をクリックすると拡大表示) |
松戸緊急用船着場(2001年竣工)
・ 葛飾大橋の隣
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大地震などの災害時に復旧物資や生活物資を船にて各方面に輸送するための荷揚げ場である「緊急船着場」が江戸川の三郷市側の河川敷にできています。
江戸川河口から松戸緊急船用船着場(松戸市小山地先)までは江戸川の航路となる部分が平成17年度までに浚渫され、三郷緊急用船着場までの江戸川の航路となる部分の浚渫(平成22年度までの予定)が進められています。
1947年9月のカスリン台風で利根川堤防の破堤、荒川の堤防決壊があり、埼玉県ばかりでなく、金町、柴又、小岩付近まで水没しました。このため、現在も江戸川の堤防の整備が各所で行われています。
千葉県緊急輸送ネットワーク図(pdfファイル)によれば、松戸三郷有料道路(現在は無料化)の松戸市側のやや上流の河川敷部分が臨時ヘリポートとして指定されています。
江戸川の三郷市側の堤防上や新葛飾橋の柴又寄りの江戸川堤防上に、『江戸川の高水敷には、緊急用河川敷道路が整備されています』と書かれた国土交通省江戸川工事事務所の
上の看板が掲示されています。大震災時には江戸川の河川敷も物資輸送の重要な役割を果たすことが理解されます。
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