今上落から常夜燈へ

 

 今上落は深井新田・西深井から江戸川まで流れる総延長6,700mの河川です。千葉県東葛飾土木事務所が管理していますが、写真のように人工護岸で覆われているところは流山市街の一部だけで、昔の川を思い出させてくれる貴重な存在です。下の写真は利根運河近くの今上落の始まりから、稲荷神社、千葉県湛水防除事業流山排水機場*の辺り、江戸川と合流する地点まで下ったものです。合流点には水門があり、常夜燈が置かれています。なお、市の「こんにちは流山 新100か所めぐりガイド(要約版)」では、今上落のことを、「深井新田・西深井から江戸川に続く延長6,7qの排水路。」などと間違った失礼なことが書かれています。今上落は農業用水を供給するための重要な河川で利根運河ができる前は野田市側も流れていました。
 今上落沿いの道は私の好きな散策コースです。西深井の利根運河に近い辺りは生活道路なのに自動車が多く、緊張を強いられていましたが、2007年10月1日から松戸野田有料道路が無料開放され、運河大橋を迂回するために今上落沿いの道路に入る自動車が減少し、改善されました。
*: 千葉県湛水防除事業流山排水機場は花輪城跡から江戸川に向って歩いたところ(途中に白狐稲荷があり)にあります。


今上落の始まる場所の近く

稲荷神社(平方村新田)

木造の橋

流山北高校の近く

流山排水機場近く

流山排水機場近く(下流側を見る)

加の辺り

加の辺り

合流点から上流を見る

合流点

水門

水門と常夜燈


常夜燈