一茶双樹記念館

流山6-670-1   TEL 04-7150-5750

 

 俳人の小林一茶(1763〜1827年)と、みりん醸造業の創業者の一人といわれる五代目秋元三左衛門(俳号双樹)は交友があったとされます。一茶双樹記念館は流山市の最初の文化財の保存整備事業として整備され、平成7年4月5日に開館したものです。記念館は3つの建物からなり、正面の秋元本家の建物は幕末頃の下総地方の商家建築を再現したもの、双樹亭は安政4年(1858年)頃に建てられた秋元家の数寄屋風造りの書院を解体復元したもの、一茶庵は茶会や短歌・俳句会などでの利用を目的に建てられたもので双樹亭と廊下でつながっています。事業の経過は『流山市指定記念物(史跡) 小林一茶寄寓の地保存整備事業報告書』(1996, 流山市教育委員会、流山市の図書館で閲覧可能)で読むことができます。
 一茶が生きていた時代の建物とは異なりますが、今日、縁側のある家は少ないことから、双樹亭の縁側に座り、枯山水の庭を眺めるのもよい気分転換になります(入場料は大人100円)。


正面は秋元本家

秋元本家の一階(商いのスペース)

正面は双樹亭、左手奥は一茶庵

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双樹亭の奥の間

奥の間から見る庭(枯山水)

庭(枯山水)

庭(枯山水)と双樹亭

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