写真撮影

 


鈴蘭水仙


オリオン座の中の3つの星と星雲

 カメラが「精密機械」として特別な存在であったのは1990年代までだったのでしょうか。現在、ほとんどの携帯電話にカメラ機能が付き、その契約台数を考えると、 カメラ、そして写真撮影が特別のものでなくなったことを実感します。

 それでも写真撮影が趣味となるのは 携帯電話では写せない世界があるためと思います。それを実現するための機材、そしてそれによって実現された絵が写真の楽しみとなります。
 写真撮影を趣味とする場合、何かのテーマを持つと継続的にできると思います。例えば南流山であれば自然に近い場所にあることから、自然に関連したものもひとつのテーマとなります。 そこから自然に親しむ旅行などへ趣味も広がるかもしれません。なお、自然を写真に収める のは自然を遠くから見守ることに通じますので、撮影に際して、自然を傷つけないように注意しましょう。
 左の写真は3脚にセットしたコンパクトデジタルカメラでオリオン座を写した写真の一部を等倍にトリミングしたものです。下側にモヤッとしたものが写っていますが、M42、M43星雲です。2008年現在、実売価格2万円台で販売されているデジタルカメラで簡単にこのような写真が撮れてしまいます。多くの子供たちに家にあるデジタルカメラで試してみて、星の面白さを知って欲しいと思います。

(星の撮影はこちら )


2008年1月1日撮影(35mmフィルム換算510mm相当の望遠レンズで撮影)

 富士山も風が強く大気が澄んでいる時は三郷市越しにくっきりと見えます。

 
【Tips】

 知人から「ノートPCを購入したので何かよいプリンターを教えて欲しい」と頼まれ、複合機から紹介し、「きれいに写真印刷ができる」と報告を受けたのですが、その後、「PCにプリンタのソフトウェアをインストールして欲しい」との依頼がありました。「? 」と思ったのですが、よく聞いてみるとデジタルカメラのメモリカードをプリンタに直接、挿して印刷したとのこと。私自身はPCに一旦、撮影データをコピーしてから印刷するのを常としていたため、「なるほど・・」と逆に教えられ てしまいました。
 写真印刷用の専用紙(安い専用紙は黒が黒として印刷できないため、要注意)を使えば引き伸ばしまで自宅できます。いつもプリントを依頼している写真店の方とお話していてレンズ付フィルムはそれなりに需要があること、そしてその価格がフィルム単体の価格とほとんど差がないことを聞き、次のことばが出ませんでした。