流山市の「地域見守りネットワーク」に関する暴走について

 << 本件に関するその後と分析内容を近日中に掲載する予定です。 >>

 『広報ながれやま』(第1286号、平成24年7月1日)の2面に下記の『地域のきずなで孤独死ゼロへ』というタイトルの記事が掲載されました。
 驚かされたのが、地区社会福祉協議会への一切の相談もなく、地域見守りネットワークの中の見守り活動の中心として地区社会福祉協議会の名前が入っていたことです。本人の了解無く、借金の連帯保証人に名前を書かれてしまったことと全く同じことです。

 市の暴走以外の何者でもありません。

 見守り活動は重要なことであり、南流山地区社協では地域のボランティア組織『南流山ひまわり会』の協力を得て独居高齢者の見守り活動を実施しています。しかし、それと流山市の「地域見守りネットワーク」に協力するとは別ものです。地区社協はボランティアの集まりですがひとつの組織である以上、具体的にどのような内容が期待されているのか内容を把握した上で、それが人的資源の面から地区社協として対応できるか判断の上、協力の如何が決定されるものです。
 組織がどのように運営されるものであるか理解されていれば、当然、段階を踏まなければならないことが理解されてしかるべきですが、このようなセンスは市の当該部署には皆無のようです。健康福祉政策室の担当者は地区社協を下請けとでも考えているのでしょうか。市行政と市民の信頼関係を損ねる行為以外のなにものでもありません。
 流山市に速やかに次の対応を要求します。

  • 『広報ながれやま』(第1286号)の「地域のきずなで孤独死ゼロへ」の記事は現在、地域と調整段階の案であるとする修正を流山市のホームページと『広報ながれやま』に掲載すること
  • 再発の防止措置(市行政と市民の協力関係はどのようにして築けるかについて、市の職員教育の徹底など)

南流山地区社会福祉協議会 会長  市川 誠

 

【以下、blogに掲載した経過報告】