江戸川左岸自転車道の起点となる松戸市の葛飾橋(海から19km)と葛飾大橋の先の堤防の上、以前は未舗装でしたが、国土交通省によってサイクリングロードとして整備されています。未舗装は2009年8月現在、北総線江戸川橋梁から松戸市と市川市の市境の柳原排水機場までの約0.6kmの区間を残すのみとなりました。流山橋(海から27km)から市川橋(海から13.25km)までを往復、あるいは市川橋を渡って東京都、埼玉県と対岸を北上して流山橋を渡って千葉県に戻る循環コースで27〜28kmほどで、無理なくサイクリングできる距離です。
JR常磐線と国道6号線を横切る部分は隧道を通ります。国道6号線の先の江戸川ゴルフ倶楽部のクラブハウスの前に江戸川堤防に上がる道があり、そこを上がって南下します。北総線江戸川橋梁を少し過ぎた辺りまで舗装されていて、その先の約0.6kmは未舗装路が続きます。里見公園の近くの区間は一部一般道を走るため、自動車に注意してください。その部分を超えて斜面林と江戸川に挟まれた歩行者・自転車用の道路を抜けると市川市が街並みが目の前に広がり、京成線の鉄橋が見えます。京成国府台駅隣のガード下を抜けて市川関所跡を左に見て市川橋です。
松戸市から市川市のサイクリングロードの近くには矢切りの渡し、野菊のこみち、柳原排水機場の裏側の『近代化産業遺産』として選定の煉瓦造の柳原水閘、そして里見公園などがあり、寄り道も楽しみです。また、以下の写真で紹介するように市川市では「水と緑の回廊」として国府台駅から里見公園、国府台緑地、じゅん菜池緑地、小塚山公園、堀之内貝塚公園、堀之内緑地が案内されています。 |
葛飾橋(海より19km)
葛飾橋、葛飾大橋は信号を待って横断歩道を渡ることができますが、信号が赤でも強引に通過しようとするドライバーがいますので必ず、くれぐれも左右を見て安全を確認した上で渡ってください。
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